リピディル錠80mg:あすか製薬株式会社
- 製薬会社あすか製薬株式会社
- 主成分フェノフィブラート
- 剤形白色~微黄白色の錠剤、直径8.5mm、厚さ4.0mm、重量約259mg
- シート記載(表)リピディル錠80mg、AK130、80mg、(裏)LIPIDIL TABLETS 80mg、リピディル、80mg、高脂血症治療剤
作用と効果
核内受容体(PPARα)を活性化して種々のタンパク質の発現を調節することにより脂質代謝を総合的に改善し、血中コレステロール濃度と血中トリグリセライド濃度を低下させ、HDL-コレステロール濃度を上昇させます。
通常、高脂血症の治療に用いられます。
使用上の注意
以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。肝障害、腎機能障害、胆のう疾患がある。
妊娠または授乳中
他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
用法・用量
通常、成人は1回主成分として106.6~160mgを1日1回食後に服用します。年齢・症状により適宜減量されますが、1日160mgを超えることはありません。本剤は1錠中に主成分80mgを含有します。必ず指示された服用方法に従ってください。
飲み忘れた場合は気がついた時に1回分を飲んでください。ただし、次に飲む時間が近い場合は飲み忘れた分は飲まずに、次に飲む時間に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
副作用
主な副作用として、胃部不快感、吐き気、筋症状、発疹、黄疸、多形紅斑、浮腫、腫れ、かゆみ、蕁麻疹、光線過敏症、脱毛などが報告されています。このような症状に気づいたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
まれに下記のような症状があらわれ、[ ]内に示した副作用の初期症状である可能性があります。
このような場合には、使用をやめて、すぐに医師の診療を受けてください。
・手足の筋肉の痛み、全身倦怠感、赤褐色尿 [横紋筋融解症]
・全身惓怠感、食欲不振、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸) [肝障害]
・上腹部または腰背部の痛み、発熱、吐き気 [膵炎]
以上の副作用はすべてを記載したものではありません。上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。